immune therapy は日本では免疫療法と呼ばれているようです。
immune therapy で日本語のサイトを検索しても、英語の研究論文しかなく、
一般人向け情報はありませんでした。
アメリカの学会が患者向けに出している情報は、以下にあります。
http://www.aaaai.org/patients/allergic_conditions/immunotherapy.stm
(いつも、アメリカの学術団体その他医療関係団体の患者・一般向け情報の量の多さと明快さにはため息。)
日本では、研究が進んでいるのか??については、論文検索してみました。
*immunotherapy と「減感作療法」、「免疫療法」の関係について、
http://ci.nii.ac.jp/search/servlet/Kensaku で検索してみました。
*日本の知り合いの皮膚科医によると、immunotherapyは減感作療法ではなく、免疫療法です。
減感作療法は、アトピー治療に有効というエビデンスがでなかったため、現在はアトピー治療に使われていないそうです。
1.
「immunotherapy」 × 「アトピー」 で検索したところ、
7件ヒットのうち、全て「減感作療法」という言葉を使用していた。
2.
「immunotherapy」×「免疫療法」 で検索したところ、
269件のヒット。癌関係も多数。
(さらに「アレルギー」で絞込みをかけると、35件のヒット。そのほとんどが、喘息、スギ花粉
関係)
3.
「immunotherapy」 × 「免疫治療」 で検索
11件のヒット。習慣性流産なども含まれる。
4.
「immunotherapy」× 「減感作療法」 で検索
41件のヒット。
(さらに「アレルギー」で絞り込むと、37件のヒット。)
以下、気になった論文。
***
アレルギ-科
Allergology
Vol.21, No.2 (2006/2) (通号 122) pp. 197~203
科学評論社 ISSN:13417584
書誌情報
アレルギー性鼻炎,花粉症に対する免疫療法の現状と問題点
大橋 淑宏 1
http://ci.nii.ac.jp/naid/40007184562/
***
アレルギー
Japanese Journal of Allergology
Vol.55, No.1(20060130) pp. 22-27
社団法人日本アレルギー学会 ISSN:00214884
書誌情報
アレルギー診療における免疫療法の位置づけ
STATUS OF ALLERGEN IMMUNOTHERAPY IN THE TREATMENT OF ALLERGIC DISEASES
岡野 光博 1
Okano Mitsuhiro 1
1岡山大学大学院医歯薬学総合研究科耳鼻咽喉・頭頸部外科学
1Department of Otolaryngology-Head & Neck Surgery, Okayama University Graduate School
of Medicine, Dentistry and Pharmaceutical Sciences
キーワード immunotherapy natural course safety
***
アレルギー
Japanese Journal of Allergology
Vol.47, No.7(19980730) pp. 698-704
日本アレルギー学会 ISSN:00214884
書誌情報
「アレルゲン免疫療法:アレルギー疾患に対する治療ワクチン」に対する世界保健機構(WHO)の見
解
"Allergen Immunotherapy : Therapeutic Vaccines for Allergic Diseases"
石川 哮 1
1九州アレルギー・免疫センター
***
アトピー性皮膚炎におけるスギ減感作療法
IMMUNOTHERAPY BY JAPANESE CEDARPOLLEN IN ATPIC DERMATITIS
十字 文子 1 小林 茂俊 2 伊東 繁 3 菅原 由人 4 狩野 博嗣 5 安枝 浩 6 岩田 力 7
Juji Fumiko 1 Kobayashi Shigetoshi 2 Ito Shigeru 3 Sugawara Naoto 4 Kano Hirotsugu 5
Yasueda Hiroshi 6 Iwata Tsutomu 7
1日本臨床アレルギー研究所 新橋アレルギーリウマチクリニック 2帝京大学小児科 3東葛病院小
児科 4三菱化学BCL 5東京大学医学部小児科 6国立相模原病院臨床研究センター 7東京大学医学部
小児科
1Japan Clinical Allergy Institute, Shinbashi Allergy and Rheumatismus Clinic
2Department of Pediatrics Teikyo Medical School 3Department of Pediatrics Tohkatsu
Hospital 4Mitsubishi Chemical BCL 5Department of Pediatrics Faculty of Medicine
University of Tokyo 6Clinical Research Center National Sagamihara Hospital 7Department
of Pediatrics Faculty of Medicine University of Tokyo
キーワード atopic dermatitis cellular allergen stimulation test Japanese cedar
hyposensitization leukotriene C_4, D_4, E_4 stimulation index
抄録
アトピー性皮膚炎患者でスギ花粉陽性患者においてCryj 1 を用いてのCAST法によるロイコトリエ
ン産生能を検討した.対象は小児6例(6~15歳,平均11.4歳),成人16例(17~56歳,平均29.5歳),コン
トロールは健康成人6例(平均28歳)である。Cryj 10.01~10μg/mlにて,患者群はコントロールに
比し,有意の高い刺激指数を示した(r<0.01)。この患者のうち減感作療法施行群(10例)と未施行群
(12例)を比較すると施行群ではCryj 10.01~10μg/mlと抗IgE刺激にても施行群が有意の低値を示
した(それぞれP<0.05とP<0.01). 6例において減感作療法施行1年前後のCryj 1 によるロイコトリ
エン産生能を比較すると,それ以前より減感作療法を行っていた2例を除く4例では
Cryj10.01μg/mlでは65.0%, 0.1では65.3%, 1では64.4%, 10では69.5%の有意の低下(P<0.05),ま
た抗IgE刺激では79.9%の有意の低下が認められた(r<0.01).滅感作群では花粉のシーズンの発赤,
そう痒の再発増悪も殆ど起こらず,外用剤の使用量も減少した.Rajka & LangelandによるADの症状
指数も低下が認められた.
***
アレルギ-科
Allergology
Vol.21, No.3 (2006/3) (通号 123) pp. 308~320
科学評論社 ISSN:13417584
書誌情報
免疫治療におけるスギ花粉抗原反復注射とダニ抗原反復注射によるTh1/Th2細胞応答の違いについ
て
林 鷹治 1 林 賢 2 小埜 和久 他 3
(ということは、抗原注射というのは、immunotherapyの注射と同じということ??)